1.麻疹(はしか)
2.風疹(三日はしか)
3.みずぼうそう(水痘)
4.おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)
夏カゼ(夏にはやりやすいウイルス性疾患)
5.ヘルパンギーナ
6.手足口病
7.咽頭結膜熱(アデノウイルス感染症)
(病名をクリックすると病気や検査の説明が見れます。)
原因:麻疹ウイルス
潜伏期間:10−12日くらい
症状:カタル期・・・発熱(38度くらい)、咳、鼻水、眼脂などの風邪症状で、麻疹の診断をするのは難しいです。3日目頃から口の中にコプリック班という白い斑点が出来ます。
発疹期・・・少し熱が下がった後、全身に発疹が出て熱が40度くらいになります。
回復期・・・発疹はつながり暗紫色となり、約1週間後に熱が下がります。
肺炎や中耳炎、まれに脳炎を引き起こすこともあり、全身状態が悪く入院が必要になることも多いです。
治療:特効薬はありません。熱や風邪症状を抑える対症療法が中心です。水分を十分に与えましょう。
予防:感染力が非常に強いです。1歳になったらすぐに、また小学校入学前1年間の間に2回MRワクチン(麻疹風疹混合ワクチン)を接種しましょう。今年の流行は高校生や大学生に多いのが特長です。1歳のときの1回接種ではだんだん免疫力が低下して麻疹にかかりやすくなります。自費になりますが、中学生以上の方はできれば追加でもう1回ワクチンを接種しておきましょう。
原因:ムンプスウイルス
潜伏期間:14−21日
症状:両側または一側の耳下腺(耳の下)や顎下線(顎の下)の腫れで、痛みが強く食事が十分取れないこともあります。1週間くらいで腫れがひくまで登校(園)停止です。
治療:痛みに対する痛み止めが中心です。抗生剤を飲んですぐに腫れがひく場合は、反復性耳下腺炎という細菌感染で、繰り返すことも多いです。
合併症:髄膜炎を合併しやすく、嘔吐や発熱、頭痛が強いときは早めに再診しましょう。難聴を起こすこともあり、かからないほうが良い病気です。
予防:ワクチンが有効で、かかっても軽くすむことが多いです。
原因ウイルス:コクサッキーA型B型、エコーウイルスなど
潜伏期間:2−4日
症状:のどちんこの周囲の粘膜に発赤、水疱、潰瘍ができ痛みで食事や水分摂取が十分できなくなります。3日程度の熱が出ることもあります。
治療:特効薬はありません。水分摂取が十分できず、脱水が強ければ点滴を行うこともあります。症状が軽ければ登園してもかまいません。
原因ウイルス:コクサッキーA型、エンテロウイルス
潜伏期間:2−7日
症状:手のひらや足の裏、口の中などに水疱が出来ます。水疱が破れて潰瘍になると痛みが強いです。熱が出ることもあります。
治療:特効薬はありません。口内炎用のステロイド軟こうを処方することがあります。水分摂取に気をつけましょう。症状が軽ければ登園してもかまいません。
原因ウイルス:アデノウイルス
潜伏期間:5−7日
症状:発熱(3−5日続く高熱)、咽頭炎(扁桃腺が腫れて、白い膿がつく)、結膜炎(目やにや充血、目の痛み)が3主徴ですが、結膜炎をともなわないこともあります。下痢をともなうこともあります。血液検査では白血球数やCRPの高値など炎症反応が高いです。
検査:のどや目やにをぬぐった綿棒で迅速検査が出来ます。(約15分、3割負担で1060円)
血液検査では白血球数が増えたり、CRP(炎症反応)が上がったりします。
治療:特効薬は無く、炎症反応が高くても抗生物質は効きません。解熱剤を上手に使って水分や食事の摂取に気をつけてあげましょう。結膜炎に点眼薬も処方します。
症状が消失しても2日間は出席停止です。プールはそのあとも1週間はやめましょう。