西東京市西原町の小児科 
医療法人社団優希会 すぎはらこどもクリニック

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感染症情報(第24週)

当院での1週間あたりの発生数(R7.6/14)

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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
新型コロナは減っています。当院でも新コロナウイルスの鼻腔抗原検査を行っています。
小児への特効薬はありません。発症翌日から5日間出席停止です。マスクは10日間着用してください。

インフルエンザ 
インフルエンザは減っています。吸入の可能な小学生以上ではリレンザやイナビルを、吸入のできない年少児ではタミフルの粉薬を中心に処方しています。うがいや手洗い等で感染予防に努めましょう。発症後5日間かつ解熱後2日(未就学児は3日)は出席停止です。

アデノウイルス感染症

アデノウイルス感染症は園によって出ています。咽頭結膜熱やプール熱ともいわれ暑くなると増えてきます。高熱が3-5日続き、目やにや目の充血を伴うことが多いです。喉から迅速検査が可能です。抗生物質は効きません、症状消失後、2日間出席停止です。

百日咳

百日咳がは増えています。ほとんどが小学生で息ができなくなるような咳込みが特徴です。鼻から綿棒を入れてLAMP法という検査を行っています。3-4日で結果が出ます。クラリスロマイシンという抗生剤が効果があります。小学生くらいになると0歳1歳で接種した四種混合ワクチンの効果が切れてきます。小学校入学前に三種混合ワクチンの接種をお勧めしています。

感染性胃腸炎

感染性胃腸炎は増えています。冬はノロウイルスなどのウイルス性胃腸炎が増えます。整腸剤や吐き気止めの漢方薬(五苓散)などを処方しています。水分と塩分をしっかり取りましょう。ポカリの2倍以上塩分の入ったOS-1の飲用をおすすめします。食欲が出てきて下痢が止まるまでは保育園も休ませましょう。

溶連菌感染症

溶連菌感染症は増えています。のどの痛みに、発熱や発疹を伴います。迅速診断(約5分)が可能です。抗生剤を最低1週間しっかり飲みましょう。腎炎の合併症があるため、治癒後2回尿検査をします。

水痘(水ぼうそう)

水痘(水ぼうそう)は少ないです。2回接種したお子さんでもかかることもあります。バルトレックスやゾビラックスという特効薬があり、早めに飲むと軽く済みます。

マイコプラズマ肺炎
マイコプラズマ肺炎は減っています。ほとんどが小学生で、発熱に咳を伴います。迅速診断が可能ですが、検査キットが不足しています。陰性でも胸部レントゲン写真で肺炎像があったり、血液検査で抗体上昇していてマイコプラズマを疑わせる症例も多いです。抗生剤はクラリスロマイシンという抗生剤が効果がありますが、効かない例もいます。その場合はトスフロキサシンやミノマイシンを使います。

 

急性呼吸器感染症(ARI)

急性呼吸器感染症とは、咳、咽頭通、呼吸困難、鼻汁、鼻閉のどれか一つの症状を呈し、発症から10日以内の急性的な症状で、かつ医師が感染症を疑う外来症例のことです。いわゆるかぜ症候群で4月から集計して保健所に届けるようになりました。

夜尿症

夜尿症の治療も行っています。小学生以上で週に数回以上夜尿がある場合は、恥ずかしがらずに相談してください。暖かくなると、治療の影響も出やすいです。原因として、膀胱機能が悪い場合、夜間尿量が多い場合、それらが混合した場合などがあります。その子にあった治療をしていますので、ご相談してください。夏休みの合宿やお泊まり保育が心配なお子さんは、早めに相談してください。

気管支喘息

気管支喘息の治療も行っています。当院ではガイドラインにのっとった、発作を予防する治療(抗ロイコトリエン薬と吸入ステロイド)を行っています。調子が良いからといって、勝手に薬をやめないように、予防が大事です。こまめに掃除もしましょう。

起立性調節障害

起立性調節障害の症状で来院されるお子さんがいます。急に立ち上がったり、立ち続けているとフラフラしたり、お風呂上りにめまいがしたり、朝起きが悪いお子さんはこの病気かもしれません。暑くなってくると特に症状がでやすいです。お薬もありますので、ご相談してください。

花粉症
花粉症で来院される患者さんが増えています。眠気の少ない内服薬や1日2回の点眼で済む目薬などを処方しています。ひどい方は舌下免疫療法も行っています、花粉飛散シーズンの終わった6月から開始しますので、ご相談してください。

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