西東京市西原町の小児科 
医療法人社団優希会 すぎはらこどもクリニック

すぎはらこどもクリニック
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インタビュー

 

お子さまの健康だけでなく、お母さまの気持ちにも寄り添った診察とアドバイスを心がけています。

お子さまの状態やこれから予想されることをわかりやすく説明し、アドバイスしていきます。お子さまだけでなく、毎日、仕事や家事、育児に追われて疲れているお母さまのケアにも力を入れています。

医師を目指された理由はなんですか?

私の祖父は山口県で内科の医師をしていました。小さな頃から、医師として働く祖父の姿を見ていて、将来は医師になりたいと思っていました。祖父は夜遅くでも、患者さまの往診に出かける昔ながらの開業医でしたね。

一時期は、学校の成績が伸び悩んだ時期もあって、医師になるという夢が挫折しそうなときもありました。ですが、高校に進学して、やはり医師になりたいという気持ちは変わらなかったので、勉学に励みました。

小児科を選ばれた理由を教えてください。

大学在学中の臨床実習のときに小児科を回って、その実習がとても楽しかったというのが、なによりの理由ですね。子どもたちはみんな可愛くて、遊び相手になるのも楽しかったです。でもみんな病気で苦しんでいます。なんとかして助けてあげたいなという気持ちが強く湧いたのが、小児科を選んだ理由です。

開業して15年になるので、小さい頃から見てきたお子さまが、大きくなって、今度は自分の赤ちゃんを連れて来院されることもあります。また、私はランニングをやっていまして、医院の近くでもよく走っていますので、診察に来たお子さまやご家族に「先生、走ってましたね」と言ってもらえるのもうれしいです。

診察や病気の説明で気をつけていることはありますか?

お子さまの今の状態や、これから予想されることを丁寧にわかりやすく説明し、ご自宅でできることについてもアドバイスしています。たとえば、解熱剤で熱が下がっているうちに、水分・塩分補給や食事をさせるといったことです。診察の際の予想と外れて悪化してくることがあれば、すぐにまた診せに来てもらえるようにもお願いしています。

風邪やインフルエンザといった病気は、極端に言えば薬を飲まなくても自然治癒力で改善していきます。ですから、薬を飲ますだけでなく、むしろ身体を冷やしたり水分や塩分を摂らせたりというお母さまのケアが大事ですよと、そういうアドバイスもさせてもらうのですが、なにしろ今のお母さまたちは、仕事や育児、家事とやらなければいけないことだらけでもうヘトヘトです。お子さまを看病してあげたくても難しい。おじいちゃん、おばあちゃんや病後児保育など、預け先を見つけるのも大変です。疲れているお母さまの不安を解消させてあげられるように、お母さまのケアにも気をつけています。

病院が苦手なお子さまのために、なにか工夫していることはありますか?

病院が苦手だったり、怖がったりするお子さまや、診察のために口を開けるのが苦手というお子さまが、今増えてきているようにも思います。そんなお子さまには、まず落ち着いてもらい、病院の雰囲気に慣れてもらうことを心がけています。それから、痛いことや苦しいことはできるだけしないよと丁寧に優しく説明して、リラックスしてもらうことを第一に考えています。

また「お母さん」というのは子育てをする中で、少なからず「うちの子はちゃんと成長しているのか?」という不安に思うことがあります。そのため、しっかり状態を観察して、問題がなければ問題ないとはっきりお伝えするようにしていますが、かかりつけの医師としてお子さまを見ている医師だからこそ発達障害等に気づけることもありますので、より専門的なクリニックを紹介するといったこともしています。

産婦人科の医院と連携していらっしゃいますが、その理由はなんですか?

もう10年近く、週に2回ほど東久留米市内の産科クリニックで、生まれたばかりの赤ちゃんに異常がないかなどのチェックをしています。産科の先生は基本的にはお母さまを診るのが専門ですので、赤ちゃんは小児科医が診た方が良いというのが私の考えです。小児科は、検診や予防注射以外にも発育や発達のチェックもします。気になるところの早期発見とアドバイスをするのも大切な仕事だと考えています。

新生児の一カ月検診も受け付けています。開業前は新生児や未熟児が専門でしたので、そこも当院の強みかと思います。また、親御さまが風邪を引いたときなどに、お母さまの負担をなるべく少なくするためにも、当院でできる範囲でお母さまの診察をすることもあります。赤ちゃんを抱えて、小児科と内科を行き来するのは大変ですからね。

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